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セルゲイ・G・ワインコフ Sergei.G.Vankov

セルゲイ・G・ワインコフSergei.G.Vankov

1986年より、エカテリーナ宮殿「琥珀の間」の修復作業に関わり、復元完成に大きく貢献した工芸家です。
彼のもっとも得意とする琥珀インタリオの技術は非常に優れており繊細で優美な絵柄を作りだし、現在までに多くの作品を残しています。
特に鳥や動物、天使や月といった夢のあるメルヘンチックな図柄は彼の温かい人柄そのままで語り掛けてくるかのようです。
当社はこのセルゲイ・G・ワインコフ主催のロシアサンクトペテルブルグにある工房「アンバーネバ」の唯一の代理店です。
琥珀の本当の美しさ、素晴らしさを伝えることが私たちの役割だと思っております。

エカテリーナ宮殿

エカテリーナ宮殿は、ロシア帝国時代のロココ建築の宮殿です。
神秘的な力を持った琥珀で部屋全体を飾るという発想を最初に持ったのは、プロシャのフリードリッヒI世で、
それをエリザベータI世が引き継ぎ、そしてエカテリーナII世が完成させました。
その「琥珀の間」は、芸術家たちの手によって2003年サンクトペテルブルク建都300年祭にあわせて復元されました。
エカテリーナ宮殿
エカテリーナ宮殿

バルト海沿岸の琥珀芸術

琥珀大壁画:ゲオルギーの奇跡

琥珀大壁画:ゲオルギーの奇跡

モスクワ・クレムリン・ロシア大統領執務室には、「琥珀大壁画:ゲオルギーの奇跡」があります。
1995年12月に制作された琥珀モザイク画と同様に造られた、貴重な1枚です。

カリーニングラード琥珀博物館Koenigsberg/kaliningrad

カリーニングラード琥珀博物館
この博物館は、ロシアのカリーニングラードの中心にある、プロシャの元帥ドン・フーリッヒの名前に因んでドン塔と呼ばれる要塞の中にあります。
琥珀博物館は、1972年にオープしましたが、博物館としての形は、ゲンリッフ・ホサッツキーの指揮の下、レニングラードの芸術家と建築家の集団によって整えられました。

琥珀サナトリウム「琥珀の岸」

カリーニングラード州は、美しい海と温暖な気候のため近年はリゾートとして開発が進んでいますが、その海岸沿いにはいくつもの「療養所」が点在しています。
その中で、琥珀を使った治療法を行っているのが、「琥珀の岸:サナトリウム」です。
琥珀は、昔から病気や災厄から身を護り、幸運を呼ぶお守りとして身に付けられてきました。
事実、世界最大の琥珀産地ロシアでは、琥珀を治療に使ったり、美容に使っている例も古くからあり、
特に医療に関しては、ロシア連邦政府より特許認定がされております。
琥珀サナトリウム「琥珀の岸」
琥珀サナトリウム「琥珀の岸」
琥珀の原石を敷き詰めた床の上を裸足で歩いたり、琥珀を張り巡らした「琥珀ピラミッド」の中で迷走したりすることで、精神や身体を癒し、美容効果を高めることができます。

ちなみに、エカテリーナ宮殿の「琥珀の間」も、後には心と体の疲労を取り除く癒しの間として使われていたことがあるそうです。